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2011/12/31

経済金融産業動向社会・ライフスタイルBACK NUMBER

金融経済 EC0NOMY


330億ユーロの緊縮財政法案 成立
不動産税再導入と年金改革が二大柱  

12月22日、イタリア上院はマリオ・モンティ新首相政権が策定した349億ユーロの緊縮財政法案「Salva Italia(イタリア救済)」案に対する信任投票を行い、賛成257票、反対41票で可決した。

同案の大きな柱は「不動産税IMU」の再導入・同税率見直しで、214億ユーロの歳入が見込まれている。もう一つの柱は年金制度改革で「年金支給開始年齢の引き上げ」に加え、金額算出方法について、従来の「報酬額ベース」から「保険料支払い額ベース」へ転換という抜本的な変革が盛り込まれた。その他、贅沢財(高級車、ヨット、プライベート飛行機)への課税、IRPEF(個人所得税)やガソリン・軽油税の税率アップ、銀行口座上の金融資産に対する課税などが導入される。


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産業動向 INDUSTRY


民営「高速列車 ITALO」2012年3月から運行へ
ドル箱路線でイタリア国鉄と正面対決


12月下旬に「第二高速列車」運営会社NTVより、新高速列車「ITALO」の2012年3月からの運行開始が発表された。 NTVは代表のフェッラーリ会長のルーカ・コルデレロ・ディ・モンテゼーモロ氏とファッションブランド トッズ社長のディエーゴ・デッラ・ヴァッレ氏等が民間から約10億ユーロの投資を集め実現するプロジェクトで新たな雇用ポストも2000名以上となる。
運行路線は、当初は「ナポリーローマーミラノ」間でスタート。なお、ローマ停車駅はTriburitina駅、ミラノはPorta Garibaldi駅。 「ITALO」運行が始まると、イタリア国鉄の「高速列車Alta Velocita’」と正面対決となる。

今後、「ITALO」の路線は2系統で展開される予定。一つは「ローマーミラノ線」を核とし、その後「サレルノートリノ線」にまで拡大する線(サレルノーナポリーローマーフィレンツエーボローニャーミラノートリノ)。 もう一つは、「ローマーヴェネツイア線」(ローマーフィレンツエーボローニャーパドヴァーヴェネツイア)。

スピードは時速最高360キロ、「ヨーロッパで最新式の高速列車」「民間企業の運行する世界初の高速列車」が売り物で、列車内は快適なソファや広いウィンド−、さらに列車内映画ルームなども整備される。座席等級は設備やサービスにより5段階に分かれる。


消費者信頼度 2011年12月に大きく低下
1996年1月以来の最低値に


12月下旬にISTATが発表した「消費者の信頼度調査」によると、2011年12月の信頼度は同年11月の96.1から91.6に低下し、同調査を開始した1996年1月以降最低値を記録した。

「信頼度の悪化」は、あらゆる部門にみられ、特に、大きいのは「経済一般」に対するもので11月の83.1が12月には77.2に低下した。また「自分の経済状況」についても101.6から97.3に低下した。さらに「短期的予想」についての88.9から82.9、「現在の状況」については102.2から98.4から低下。

社会・ライフスタイル LIFESTYLE


「生活の質」都市ベストテン2011調査
ボローニャが総合第一位に

12月中旬に発表された金融経済新聞Il sole 24 ore紙による恒例の「生活の質・都市ベストテン2011」調査によるとエミリア・ロマーナ州の州都ボローニャ市が昨年の8位から総合第1位に大躍進した。2位は昨年1位のボルツァーノ、3位ベッルーノ、4位は昨年同様トリエステ、5位は昨年14位のラヴェンナが急上昇し、7位は昨年2位のトレント、そして7位には昨年16位のフィレンツエがランクインした。
一方、最下位は107位フォッジャ(プーリア州)、106位カルタニセッタ(シチリア州)、105位ナポリ、104位カセルタ(カンパーニア州)と103位トラーパニ(シチリア州)と南部の各都市があげられた。

これはイタリア全国107にのぼる県庁所在都市を対象に、「生活レベル」「仕事・労働」「公共サービス・健康・環境」「人口」「公共秩序」「文化・余暇」など6つの分野における合計36の指標を詳細に比較分析した総合評価で1990年から毎年実施されている。
ボローニャが総合第1位となるのは2000年2004年に次いで3回目。今回のボローニャの躍進の理由は、あらゆる部門で万遍なく高い得点を記録したこと。「公共サービス・健康・環境」部門で第二位(特に「保育園入園希望数に対する市立保育園受け入れ率」で全国1位)「文化・余暇」部門は5位(「書籍購入額で2位)、「生活レベル」で7位(「一人当たりGDP」は33118ユーロで全国4位)、「仕事・労働」で11位。

分野別では「仕事・労働」では、1位ラヴェンナ、2位レッジョ・エミリア、「人口」では1位ピアチェンツア、「文化・余暇」では1位リミニとエミリア・ロマーナ州の各都市の健闘が目立った。

なお、大都市については、上記したようにボローニャ1位、フィレンツエ7位に加え、ミラノが19位(昨年21位)ローマ23位(35位)トリノ51位(54位)と昨年に比べ挽回した一方、南部のバーリ98位(93位)パレルモ102位(101位)、ナポリ105位(107位)は昨年並みの結果となった。

なお同調査では上記したように客観的な統計指標をもとに集計分析しているが、この調査を補完するものとしてマーケティング調査機関IPR Marketingに依頼し、住民サイドでの「満足度実感」のインタビュー調査を同時に行われた。
今回の特色は「生活の質」では総合95位ながら、「2-3年前に比較して生活の質が改善されたか」に対する「満足度実感」の最も高い都市としてカンパーニア州のサレルノ市が19.0点で第1位となったこと。一方で生活の質 総合1位のボローニャは「満足度実感」は4.2点で第92位となり、客観的指標による「生活の質」ベストテンと「住民満足度実感」とのギャップも浮き彫りになっている。


イタリア家庭のデジタル機器の普及率
BP接続はまだ45%

このほど、多国籍メディア企業Havas 12月下旬にISTATがイタリアの家庭におけるデジタル機器やサービスの普及状況に関する調査結果を発表した。

最も普及しているのが「カラーTV」で96.3%、2位「携帯電話」91.6%、3位「デジタルデコーダー」67.1%、4位「DVDリーダー」63.2%、5位「PC」58.8%、6位「ブロードバンド接続」45.8%、7位「バラボラ・アンテナ」36.4%、8位「ビデオカメラ」28.3%、9位「ビデオゲーム・コンソール」21.1%。

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